虫歯にお酒はタブーかも。強烈痛みが襲うことも。

虫歯はお酒を飲むと痛くなりますか?

程よい飲酒は身体にとって良い効果をもたらすと言われますが、虫歯に限定すると良い効果はほぼないと言っても差し支えありません。その理由がお酒に含まれているアルコールがもたらす効果です。

 

 

まず虫歯は進行すると神経が菌に感染して炎症を起こしますが、その神経の中には血管やリンパ管なども走っています。
そして多くの人が知っている血圧や体温をあげるアルコールの力は、歯の中の血管にも作用します。

 

 

つまりただでさえ菌に感染して炎症している神経のそばで、血管が膨張するわけです。しかも神経や血管は歯の象牙質に覆われているため逃げ場もなく、膨らんだ血管がそのまま炎症した神経に触れることになります。
こうなると本来の痛みよりも、遥かに大きい痛みが発生します。アルコールを飲んで精神的に気を紛らわせようとしても、物理的に歯が痛んでしまうのです。

 

 

また一般的に飲まれているアルコール入りの飲み物では、虫歯の菌を消毒する効果がない点も重要なポイントです。
アルコール成分で菌を殺せば炎症が収まり、虫歯の痛みも和らぐではないかと考える人もいますが、殺菌効果を期待するならアルコール度数は少なくとも70パーセント以上必要となります。

 

 

これらの点を踏まえると、アルコールに虫歯の痛みを悪化させるデメリットはあっても解消や緩和を促すメリットはないのです。虫歯が発覚し治療を完全に終えるまでは飲酒を極力控えるのが、不必要に虫歯の痛みを大きくしない一番の方法といえるでしょう。